ベッセル 電ドラボールシリーズ 結局のところどれを選べばよいかお悩みではありませんか?
2022年 新たに電ドラボールプラスが登場し、ラインナップが3つに増えたこの商品。
選択肢が増えて喜ばしい反面、三者三様の電ドラボールシリーズ、どれを選べばよいか悩ましいところでもあります。
筆者は本業にて鉄工所勤務20年のプロエンジニアです。日頃より快適な作業を目論んで様々な工具にトライしております。
この記事では、そんな日々の中、電ドラボールシリーズを使って分かったメリット・デメリットを発信しています。
この記事を読んでいただくと、電ドラボールシリーズのどれを選べばよいかが分かります。
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ピッタリの電ドラボールが見つかるよ-
まずは結論、電ドラボールシリーズ こんな人におすすめ。
電ドラボール220USB-1 はこんな人にオススメ!
電ドラボール220USB-1 はこんな人におすすめ。
- シンプルさを求める人 余分な機能も無く、シンプルで使いやすい!
- トルク重視の人 3シリーズの中で最強(スペック値はプラス220USB-P1と同等ですが、ギヤ比の関係からか若干トルクが強いというのが筆者の感想です。)
- 見た目にこだわりたい人 随時限定カラーが発売されており、自分らしさが出せる。
電ドラボールシリーズは勿論、他社の類似品を含めた全ての始まりの一本。
初代ながら完成された性能と使い心地が大人気の理由でしょう。
電ドラボール ハイスピード220USB-S1 はこんな人におすすめ!
電ドラボール ハイスピード220USB-S1 はこんな人におすすめ
- M4サイズ以下のネジをメインに使う人 トルクが緩やか、ネジ頭を傷めにくい
- スピード重視の人 長いネジ、数が多いネジに威力を発揮。
4倍速は、電ドラボールや他社品の中でもダントツで高回転。
初代電ドラボールとは違った守備範囲をもつイメージです。
電ドラボール プラス220USB-P1 はこんな人におすすめ!
電ドラボール プラス220USB-P1 はこんな人におすすめ!
- ネジの大小問わず幅広い作業に使いたい人 3段階のトルク・スピード調整が出来て作業に合わせて変更出来る。
- USB TYPE-C コネクターでの充電をしたい人 コネクターの向きを気にせずストレスフリー。
シリーズ中最新のモデルで、初代の良いところはそのままに、機能が充実。
次は表を使って比較していくよ-
電ドラボールシリーズ のスペックを比較
電ドラボールシリーズの主要スペックを表にして比較してみましょう。
電ドラボール 220USB-1 | 電ドラボールハイスピード 220USB-S1 | 電ドラボールプラス 220USB-P1 | |||
---|---|---|---|---|---|
トルク | 2N・m | 0.4N・m | 2N・m | 1.6N・m | 1.2N・m |
回転数 | 280回転/分 | 1200回転/分 | 400回転/分 | 340回転/分 | 280回転/分 |
手締め耐久トルク | 10N・m | 10N・m | 12N・m | ||
重量 | 160g | 160g | 170g | ||
サイズ | 45φ*140mm | 45φ*140mm | 45φ*147mm | ||
充電ポート | microUSB typeB | microUSB typeB | USB typeC |
以上の様な感じになりました。
続いて表をもとに各モデルの長所・短所をご説明いたします。
電ドラボールを選ぶメリット・デメリット
メリット
- シンプルで使いやすい。
最新の電ドラボールプラス220USB-P1にはスペック上は劣るも、そのシンプルさが何より一番使いやすい。
- 価格が一番安い。
他のモデルに比べて一番安価である。
- 発売より数年、好評を受け続ける完成されたスペック
発売より改良点もなく売れ続けている信頼のおける高性能。筆者も常日頃より実感しております。
- カラーバリエーションが多い
限定カラーが随時発売されており、カラーリングで自分らしさが演出できる。
デメリット
- 専門性には劣る
シンプルが故に他の高速回転のハイスピード・調整機能有りのプラスに比べて専門性では劣ります。
- 限定カラーは少し高め
限定だけに少し値段が高いです。
安定の性能と使いやすさです。
電ドラボールハイスピードを選ぶメリット・デメリット
メリット
他の2タイプだけでなく、他社から発売されている同種同形状の電動ドライバーの中でもダントツの高回転数。ほぼすべての商品の約4倍速で、能率アップが見込める。
デメリット
回転数に反して電動のトルクは非常に緩やか。電動での締め付け対象のネジサイズが小さな物に限られる。
作業対象と能力がしっかり合えば、とんでもない能率アップにつながります。
電ドラボールプラスを選ぶメリット・デメリット
メリット
対象物に応じて回転数・トルクが3段階に切替可能。自分好みの細かな設定に出来る。
充電ポートがtypeCコネクター。よりスマホ感覚で充電可能。
デメリット
3段階設定の切り替えが少し分かりずらい。 現在の状態表示がLEDの点滅速度によるもののため、人目で判別しずらい。
3タイプの中では一番高価。 一番安い初代電ドラボールと比べると1000円以上は金額に違いがあります。
始動スイッチのシリコンが弱い(薄い)。 スイッチをカバーするシリコンが薄いせいか、爪で操作を繰り返しているとはがれやすい。
電ドラボールプラスを2本並べてみました。(上は使用中の物、下は新品です)
爪で操作する事も多い為、カバーがめくれています。
使用には問題ありません。
充電のしやすさ、これだけでも凄いメリットが得られます。
筆者が選ぶならコレ!
ここまで電ドラボール3タイプを比較検証してきました。
最後に職業プロの筆者が選ぶならコレ!をお伝えします。
デデデンッ!!
初代 電ドラボール 220USB-1 です。
筆者は日々の業務に携わる中で、腰に身に着ける、道具の入った腰袋を数個所有しています。
そしてその腰袋にはもれなく電ドラボールが入れられています。
もちろん3タイプとも電ドラボールを所有しており、電ドラボール3本 ハイスピード2本 電ドラボールプラス2本をとっかえひっかえ使用しております。(;^ω^)
日々使用する中でやはりタイプに応じた、得手不得手は感じるのですが、不思議と道具に対する愛着が強すぎて、どのタイプも「かわいい奴よのー」と感じてしまう始末です。
なのでできれば皆さんにも3タイプをもって頂きたいのが正直な感想ですが、あえて選ぶなら初代電ドラボールとなります。
決め手はやはりシンプルであることにつきます。
シンプル=作業に集中できる、迷いがない。という事につながるのでコレに決めさせていただきました。
皆さんの電ドラボール選びの参考にしていただけるととてもうれしいです。
楽しい工具・道具ライフを-