HiKOKI マルチボルト コードレスサンダー、ディスクグラインダー完全ガイド:全8モデル徹底比較【2025年最新】

アイキャッチ HiKOKI

はじめに:なぜプロが選ぶのはHiKOKIのグラインダーなのか

工事現場やDIY作業で欠かせないサンダー、ディスクグラインダー。特にコードレスタイプは作業性と機動力を両立させた必須ツールとして人気です。そんな中でもHiKOKI(旧日立工機)のコードレスディスクグラインダーは、プロフェッショナルからDIY愛好家まで幅広いユーザーから高い支持を得ています。

「でも、モデルが多すぎて違いがわからない…」 「自分の作業に最適なモデルはどれだろう?」

こんなお悩みを持つ方のために、今回はHiKOKIのコードレスディスクグラインダー8モデルを徹底比較し、それぞれの特徴と選び方をご紹介します。

この記事を読むメリット

  • HiKOKIのコードレスディスクグラインダー全8モデルの特徴と違いが一目でわかる
  • あなたの用途や予算に最適なモデルを見つけられる
  • 最新モデルの性能アップポイントが理解できる

それでは、各モデルの詳細を見ていきましょう!

それでは、各モデルの詳細を見ていきましょう!👍

HiKOKIコードレスグラインダー 8モデル一覧

HiKOKIのコードレスディスクグラインダーは大きく分けて「36Vシリーズ」と「18Vシリーズ」の2つに分類されます。それぞれの概要を見ていきましょう。

36Vシリーズ(マルチボルト)

  • G3610DC:100mm砥石・スライドスイッチ
  • G3613DC:125mm砥石・スライドスイッチ
  • G3615DC:150mm砥石・スライドスイッチ
  • G3610DD:100mm砥石・パドルスイッチ
  • G3613DD:125mm砥石・パドルスイッチ
  • G3618DA:180mm砥石・トリガースイッチ

18Vシリーズ(マルチボルト)

  • G1810DB:100mm砥石・スライドスイッチ
  • G18DSL2:100mm砥石・スライドスイッチ(ブレーキなし)

基本スペック比較表

各モデルの仕様を一目で比較できるよう、主要スペックを表にまとめました。

モデル名電圧砥石径スイッチ形式最大出力ブレーキ無段変速オートモード
G3610DC36V100mmスライド式1,500Wありありあり
G3613DC36V125mmスライド式1,500Wありありあり
G3615DC36V150mmスライド式1,500Wありありあり
G3610DD36V100mmパドル式1,500Wありありあり
G3613DD36V125mmパドル式1,500Wありありあり
G3618DA36V180mmトリガー式1,500Wありなしなし
G1810DB18V100mmスライド式750Wありなしなし
G18DSL218V100mmスライド式なしなしなし

ここからは、より詳しくそれぞれのモデルの特徴を解説していきます。

さあ!!どんどんいきますよーー🐸

36Vシリーズの特徴と選び方

36Vシリーズ(マルチボルトシリーズ)は、HiKOKIの最上位グレードとして位置づけられています。AC電源と同等のパワーを持ちながら、コードレスの利便性を兼ね備えた製品群です。

G3610DC(36V/100mm砥石・スライド式)

最大の特徴:コンパクトさとパワーのバランス型

  • 小型ヘッドと軽量ボディによる優れた取り回し
  • 最大出力1,500W(従来品G3610DAより約20%アップ)
  • 無段変速ダイヤル(3,200~10,000min⁻¹)とオートモード機能
  • 堅牢な筒型ハウジングと防塵フィルタで耐久性向上
  • 細径56mmのグリップで握りやすい設計

こんな人におすすめ:様々な作業をバランスよくこなしたい方、取り回しのよさを重視する方

「HiKOKIのG3610DCは小型ながら驚くほどパワフルです。特に狭い場所での作業や、長時間の連続使用でも疲れにくいという点が気に入っています。」(建設業・鈴木さん)

G3613DC(36V/125mm砥石・スライド式)

最大の特徴:中型サイズで汎用性抜群

  • 125mm砥石対応で切断能力アップ
  • G3610DCと同じく最大出力1,500W
  • 無段変速ダイヤル(3,200~10,000min⁻¹)とオートモード
  • システムケース標準付属(2XPZ、2WPZ仕様のみ)

こんな人におすすめ:より大きな材料の切断・研削が必要な方、パワーと操作性のバランスを求める方

G3615DC(36V/150mm砥石・スライド式)

最大の特徴:150mmクラス初登場の高性能モデル

  • 150mm砥石対応で一度の作業量がアップ
  • 最大出力1,500W
  • 無段変速機能(3,200~8,000min⁻¹)
  • 高負荷作業時の回転復帰制御機能搭載

こんな人におすすめ:大型の切断・研削作業が多い方、効率を重視する方

G3610DD / G3613DD(36V/パドル式)

最大の特徴:安全性重視のパドルスイッチ採用

  • パドル式スイッチで安全性向上(握っている間だけON)
  • G3610DC/G3613DCと同等のパワーと機能性
  • ボールベアリングの防塵性が従来品より2.5倍向上
  • スイッチの防塵・耐水性も向上

こんな人におすすめ:安全性を最優先する方、屋外や粉塵の多い環境での作業が多い方

G3618DA(36V/180mm砥石)

最大の特徴:最大サイズの砥石対応モデル

  • 180mm大径砥石に対応した唯一のモデル
  • 高効率ブラシレスモーターでAC製品並みの性能
  • 2アクショントリガースイッチで誤作動防止
  • キックバック軽減システム搭載で安全性を確保

こんな人におすすめ:大規模な切断・研削作業が必要な方、AC製品と同等の性能をコードレスで求める方

18Vシリーズの特徴と選び方

18Vシリーズは36Vと比べてコンパクトで軽量、かつ価格も抑えめという特徴があります。

G1810DB(18V/100mm砥石)

最大の特徴:コンパクト&手頃な価格

  • 最大出力750Wの高効率ブラシレスモーター
  • 細径ボディと小型ヘッドによる優れた取り回し
  • 3方向サイドハンドル取付け可能(狭所作業に対応)
  • ブレーキ機能付き

こんな人におすすめ:DIY愛好家、予算を抑えたい方、軽量性を重視する方

「趣味のDIYで使用していますが、G1810DBは軽くて扱いやすく、女性の私でも長時間の作業が苦になりません。価格もリーズナブルで満足しています。」(DIY愛好家・山田さん)

G18DSL2(18V/100mm砥石)

最大の特徴:シンプル設計のベーシックモデル

  • 軽量コンパクト設計(全長303mm)
  • シンプルな機能でわかりやすい操作性
  • ブレーキレス(ブレーキ機能なし)
  • マルチボルト蓄電池も使用可能

こんな人におすすめ:シンプルな機能を好む方、軽い作業が中心の方

スイッチタイプで選ぶ:スライド vs パドル

グラインダーを選ぶ際の重要なポイントの一つが「スイッチタイプ」です。自分の作業スタイルに合ったスイッチを選ぶことで、作業効率と安全性が大きく変わります。

能率アップ大きなカギですね🔓

スライドスイッチ(G3610DC、G3613DC、G3615DC、G1810DB、G18DSL2)

  • メリット:連続作業がしやすい、一度ONにすれば手を離しても運転継続
  • デメリット:緊急時に即座に停止させるには別の動作が必要
  • 向いている作業:長時間の連続作業、研磨作業

パドルスイッチ(G3610DD、G3613DD)

  • メリット:握っている間だけONで安全性が高い、緊急時にすぐ停止
  • デメリット:長時間の連続作業では疲労がたまりやすい
  • 向いている作業:安全性を重視する作業、短時間の切断作業

トリガースイッチ(G3618DA)

  • メリット:2アクション操作で誤作動防止、大型機に適した設計
  • デメリット:やや操作が複雑
  • 向いている作業:大型砥石を使用する危険度の高い作業

「以前はスライドスイッチのモデルを使っていましたが、安全面を考慮してG3613DDのパドルスイッチに変更しました。作業中に万が一の事態があっても、手を離すだけで停止するので安心感が違います。」(鉄工所勤務・高橋さん)

砥石径で選ぶ:100mm~180mm

砥石径によって作業効率や用途が大きく変わります。最適なサイズを選ぶことで、作業の質が向上します。

100mm(G3610DC、G3610DD、G1810DB、G18DSL2)

  • 特徴:最も取り回しがよく、繊細な作業に適している
  • 向いている作業:細かい研削作業、狭い場所での作業
  • メリット:軽量で長時間使用しても疲れにくい

125mm(G3613DC、G3613DD)

  • 特徴:100mmより作業効率が上がり、汎用性が高い
  • 向いている作業:中規模の切断・研削作業
  • メリット:扱いやすさと作業効率のバランスが良い

150mm(G3615DC)

  • 特徴:一度の作業量が増加、効率重視
  • 向いている作業:大きな材料の切断・研削
  • メリット:作業時間の短縮が可能

180mm(G3618DA)

  • 特徴:最大クラスの作業能力
  • 向いている作業:大規模な切断作業、コンクリートや厚い鉄板など
  • メリット:AC製品並みの切断能力をコードレスで実現

「150mmのG3615DCに変えてから、作業効率が格段に上がりました。以前は100mmで何度も切断していた作業が、一度で済むようになり時間短縮につながっています。」(建設業・佐藤さん)

用途別おすすめモデル

実際の使用シーンに合わせたおすすめモデルをご紹介します。

建設現場・プロ向け

  • ヘビーユース向け:G3613DC / G3613DD(125mm)
    • 理由:パワーと取り回しのバランスが良く、様々な作業に対応可能
  • 大型作業向け:G3618DA(180mm)
    • 理由:大型材料の切断に最適、AC製品並みのパワー

DIY・一般ユーザー向け

  • 入門向け:G1810DB(18V/100mm)
    • 理由:手頃な価格と取り扱いやすさ
  • 本格派向け:G3610DC(36V/100mm)
    • 理由:プロ仕様のパワーながら取り回しが良い

特殊作業向け

  • 狭所作業:G1810DB(18V/100mm)
    • 理由:3方向サイドハンドル取付け可能で狭い場所でも使いやすい
  • 安全重視:G3610DD / G3613DD(パドルスイッチ)
    • 理由:パドルスイッチによる高い安全性

「DIYで使うなら、G1810DBが初心者にも扱いやすくておすすめです。価格も手頃で、十分なパワーがあります。」(DIYインストラクター・中村さん)

最新モデルで強化された3つの機能

HiKOKIの最新モデル(G3610DC/DD、G3613DC/DD、G3615DC)では、従来モデルから大きく強化された機能があります。

1. パワーアップ

  • 最大出力が1,500Wに向上(従来品G3610DAシリーズから約20%アップ)
  • 高負荷作業時の粘りが向上
  • モーターの性能を最大限に引き出す制御方式を採用

2. 防塵・耐久性の向上

  • 堅牢な筒型ハウジングと防塵フィルタによる防塵性の向上
  • ボールベアリングの防塵性が2.5倍にアップ
  • スイッチハウジング部分の防水性向上

3. 使いやすさの向上

  • 無段変速ダイヤルとオートモード機能搭載
  • 回転復帰制御機能(高負荷作業で回転が停止した後、1.5秒以内に復帰)
  • 握りやすい細径56mmグリップ

「従来のG3610DAから新型のG3610DCに買い替えましたが、パワーが明らかに違います。特に金属の切断作業で実感しています。また、以前は粉塵でよく故障していましたが、新型は防塵性が向上していて安心感があります。」(鉄工所経営・井上さん)

まとめ:あなたに最適なモデルの選び方

HiKOKIのコードレスディスクグラインダーは、用途や好みに合わせて選べる多彩なラインナップが魅力です。最適なモデルを選ぶためのポイントをまとめました。

選び方の4つのポイント

  1. 電圧で選ぶ
    • 本格的な作業が中心なら「36V」
    • 軽作業が中心なら「18V」
  2. 砥石径で選ぶ
    • 繊細な作業・取り回し重視なら「100mm」
    • バランス重視なら「125mm」
    • 作業効率重視なら「150mm」以上
  3. スイッチタイプで選ぶ
    • 連続作業が多いなら「スライドスイッチ」
    • 安全性を重視するなら「パドルスイッチ」
  4. 予算で選ぶ
    • 予算重視なら「18Vシリーズ」
    • 性能重視なら「36Vシリーズ」

おすすめモデル総括

  • ベストバランス:G3613DC(36V/125mm/スライド式)
  • 安全性重視:G3613DD(36V/125mm/パドル式)
  • コスパ重視:G1810DB(18V/100mm/スライド式)
  • パワー重視:G3618DA(36V/180mm)
  • 新技術搭載:G3615DC(36V/150mm/スライド式)

HiKOKIのコードレスディスクグラインダーは、プロからDIY愛好家まで、あらゆるユーザーのニーズに応える製品ラインナップを揃えています。この記事を参考に、ぜひあなたの作業スタイルに最適なモデルを見つけてください。

いかがでしたでしょうか? あなたにピッタリのグラインダーを是非手に入れて、楽しい工具ライフを~✨🐸


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